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第27回(臨時)自由が丘のまち運営会議議事録

日    時  :   平成20年(2008年)  4月25日(火)
18:00~20:00
場    所  :    野村証券 自由が丘地下ホール
目黒区自由が丘2-10-9
出 席 者  :   別紙の通り

議   題   :   建物の絶対高さ制限について

 

(株)ジェイ・スピリット平井取締役より挨拶。

◆議題・・・建物の絶対高さ制限について
※卯月座長から2~3月中に行われた話し合いの経過について説明。『未来の自由が丘を考える会』で話し合われてきた議題のうち、「建物の絶対高さ制限」をこの日の議題とすることを確認。都市計画変更一次素案に示された「建物の絶対高さ制限」の特例に関する問題点について説明。

 <質疑内容>
 (委員)
・ 問題点の6について、仮に容積率600%を満たさなくても40mの高さ制限がかかるのか、容積率600%
を満たした上で高さが40m以上になることもあるということなのか。
  →接道条件や敷地形状による差異もあり一概には言えないが、区の説明では現行の容積率を使いきる
ことを前提とした高さ制限であるとの説明があった。よって、緩和の有無を問わず、40mの高さ制限は
600%の容積率を使い切ることを前提に決めているというのが区の見解。
(委員)
・ 建物の高さ制限についての説明は理解できたが、都市計画道路の問題はどうなるのか。
 →冒頭に説明したとおり、自由が丘地区が取り組んでいる3つの問題の中で、今日は特に区が都市計画変更一次素案として示した「建物の絶対高さ制限」を議題としている。都市計画道路ができるかできないかはさておき、自由が丘地区では建物の高さをどのように制限すべきかをこの場で考えようとしている。建物の絶対高さ制限は自由が丘地区だけでなく区全域に係る問題。全区的な決定が自由が丘地区に良い結果をもたらすのかどうかを予想しながら話し合いを行っている。
(委員)
・ 区の建物の高さ制限には納得がいかない。今後、人口は減る傾向にあり、自由が丘駅近くの高層の建物でも3、4階までしか人は入らないのに30m、40mといった高い建物はいらないと思う。表参道のように低層でそろえたきれいな街並みを自由が丘地区でも目指してはどうか。
 →駅前では容積率が600%であることを前提として高さ制限を40mとしている。仮に20mの高さ制限と 考えると容積率を使いきれないので私権の制限であるとの批判を受けてしまう。容積率を変更するには別の変更のための手続きが必要となる。ひとまず自由が丘地区では新たに区が設けることとなる商業系用途地域の建物高さ制限を緩和なしで受け入れ、その後地区計画を策定する過程で地域に適した容積率、高さを検討し直してはいかがと私は考えている。
(委員)
・ 資料の区報(11/9臨時号)の記述のうち、特例による場合で、①「公益上または土地利用上やむを得ない建物」と区長が判断する場合と②「大規模敷地における特例」の"別途基準"に合うかどうかの審査は区役所内部で行われるのか都市計画審議会など公開の場で実施されるのか。
→渋谷区の場合、緑化率、壁面後退、建蔽率、住宅が入っているかなど細かな別途基準があり、審議会に諮る必要がない。公益上または土地利用上やむを得ない場合というのは区長判断事項だが、独断ではなく都市計画審議会に諮問することが妥当とされている。ただし、審議会に諮ることは義務ではない。
 (委員)
・ 渋谷区では"別途基準"が既に定まっているのに目黒区ではまだなのはなぜか。
  →明確な理由は分からない。
(議長)
・ 委任状が17通手元にある。自由が丘のまち運営会議の議決権をお持ちの委員にお伺いする。配布資料の趣旨で、私の提案した都市計画変更「建物の絶対高さ制限」における大規模敷地の特例の持つ問題点について、区へ要望書を提出して良いと考える方は挙手してください。
(会場の委員17名が挙手)
・ 58名中委任状も含めて34名の賛同を得たので、適切な時期に区への要望書を提出する。

第24回 自由が丘のまち運営会議議事録

 

日  時    平成19年(2007年)11月22日(木)
        18時30分~21時

場  所    緑が丘文化会館 本館 第3研修室

出 席 者    別紙のとおり


議  題
 協議事項   1 「目黒区地域街づくり条例」について(目黒区)


        2 自由が丘駅前広場暫定整備について(目黒区)


        3 目黒区都市計画(絶対高さ)変更等について
(㈱ジェイ・スピリット 石川忠)


        4 その他

 

 


(株)ジェイ・スピリット渡邉代表取締役より挨拶
  今年最後のまち運営会議になる。12月11日(火)には、第3回の都市計画道路勉強会を予定しているので、是非参加して欲しい。

(議長)本日は、今後の自由が丘を考える上で重要なハード整備についての議題である。皆様からご意見をいただき議論していきたい。

協議事項 1 「目黒区地域街づくり条例」の概要について、目黒区都市整備課街づくり調整係・峯島係長から説明を受けた。
        区民の発意に基づく自主的な街づくりを推進していくための仕組みづくりを、平成19年3月に「目黒区地域街づくり条例」として制定し、10月から施行しているところである。
<主な質疑応答等>
○㈱ジェイ・スピリットが、「地域街づくり団体」として認定を受けることができるのか。
→対象となる可能性はあると思う。
○認定を受けるにはどのようにしたらよいか。
→申請が必要となるが、その前に団体の活動目的や活動内容等について、事前相談の中で聞き取りしている。申請前に事前相談して欲しい。
○自由が丘は、区内で最も住民主体の街づくりが進んでいる地域だと思う。申請すればこの条例に基づく認定第1号になるのではないか。区から地域街づくり計画推進方針の策定や地域街づくり計画推進区域として指定を受ければ、自由が丘の街づくりが更に推進されるのではないか。
○都市計画変更提案ができる団体に地域街づくり団体が追加されたが、㈱ジェイ・スピリットが地域街づくり団体に認定された場合は、土地所有者等の2/3の同意がなくても都市計画変更提案ができると解してよいのか。
→地域街づくり団体が都市計画変更を提案する場合も2/3の同意は必要になる。
○高さについて都市計画変更が予定されている。街づくり条例を利用して、先に高さを決めてしまえば、区が行う都市計画変更に対抗することができるのか。
→都市計画変更は法的なものなので、条例で定めるルールでは対抗することはできない。
○自分達で建築協定を進めている。建築協定と地域街づくり条例とはどちらが優先になるのか。
→どちらが優先ということはない。規制としては建築協定の方が法に基づくものなので、建築協定の方が実現性は上だろう。
○街には、地区計画や建築協定のような法に基づく厳格なものばかりでなく、今回条例で求めている緩やかなルールも必要である。


協議事項 2 自由が丘駅前広場整備計画について、目黒区自由が丘地区整備課・幡野課
長から説明を受けた。
       前回のまち運営会議で、6月に実施した交通量調査の結果を報告した。計
      画案がまとまったら報告して欲しいとのご意見もあり、本日、叩き台を4案
              作成したので報告したい。なお、計画案の作成にあたっては、交通規制を原則変更していないこと、及び駐輪場(機械式・自走式)については、仮に広場に置いた場合のイメージであることを、あらかじめ了解して欲しい。
<質疑内容>
○駅前広場整備の大まかなスケジュールを教えて欲しい。
→整備案については、本日、皆様からご意見をいただき、区で再度検討し、関係者との調整等も含めて今年度中にまとめたい。整備については、平成22年度までに実施したい。

(議長)駅前広場の整備については、協議事項3の目黒区都市計画変更案(絶対高さ)の中でも取り扱うため、その説明を受けた後に質疑応答したい。
    また、協議事項3は、12月5日(水)に開催される目黒区の地元説明会に先立って勉強して、最終的には自由が丘の街の総意として意見を提出しようと考えている。そのため、急遽、石川氏に説明をお願いした。


協議事項 3 目黒区都市計画(絶対高さ)変更案等について、㈱ジェイ・スピリットの石川氏から説明を受けた。
今回、住宅地の検討まではしていない。特に商業地がどうなっていくのか、私見を述べさせていただく。

(議長)都市計画道路の勉強会を10月に予定していたが、急遽、目黒区から都市計画(絶対高さ)変更の提案が出されたので延期せざるを得なかった。都市計画道路の問題と絶対高さの変更は表裏一体であり、単に補助127号線沿道だけの問題ではなく、自由が丘全体の問題である。そのため、12月11日(火)の第3回勉強会のテーマを拡大し、そこで絶対高さの勉強をしたいと思う。本日は残り時間も少ないので、駅前広場の議論に絞らせていただきたい。

<質疑応答>
○タクシープールがこんな必要なのか。
→交通量調査の結果、駅前広場に入ってくる車の約45%がタクシーであった。また、平日で最大22台のタクシーが広場内に駐停車している状況である。平均でも12~13台のタクシー待ちがある。計算上では、タクシープールの必要台数はもう少し多くなるが、本日は12台に抑えた提案をしている。

(※以下、時間の関係で質疑応答ではなく意見を伺うことになった。)
○駅前広場には色々な想いが籠められている。計画案はタクシー会社のために広場があるような印象を受けた。タクシーが利用されているのは分かるが、そのために何でこれ程多くのスペースを造らなければならないのか理解できない。例えば、タクシー台数を広場入口に表示し段階的に広場に流入させるとか、工夫をこらせばタクシープールは減らせるはずだと思う。タクシー客にも迷惑をかけずにできると思う。有意義な使い方を考えて欲しい。
○タクシーも時間帯により差があるのではないか。昔と違って、急に雨が降り出した時しかタクシーを待っていない。自由が丘は、「歩いて楽しい街」を目指していると認識しているが、そのイメージからは程遠い。来街者も楽しく思えないだろう。他の方法も考えたらどうか。
○現在、お祭りの広場として利用している。タクシープールにしてしまうとその時はどうなるのか。駅から降りて広場の真ん中に女神像があると、自由が丘に来たと感じられる。女神像が渋谷のモヤイ像のように、端に移動されても寂しい気がする。
○ストックホルムの空港での事例。広場にはタクシーは待っていないが、券を引くとタクシーが迎えに来る。多少のタイムラグはあるが、目の前に停まっていなくても直ぐに利用できる。また、広場を中2階程度の高さにしてスペースの有効利用を考えたらどうか。
○地下式駐輪場では自転車のサイズが限定されてしまうため、不法な駐輪が増えてしまうのではないだろうか。駅前広場については他にも問題はあるが、駐輪場に限って言えば自走式の駐輪場を要望したい。
○自由が丘の街には30箇所ぐらいの駐車場がある。思いつきだが、駐車場の2~3階のスペースを駐輪場として利用できないか。そしてその壁面を緑化すると、緑に囲まれた街に変わる。そうなれば、今計画されている地下式や自走式の駐輪場を造る必要がなくなる。また、地下を掘るなら、カトレアSTからタクシーを直接地下に入れたらどうか。そうすれば広場を歩行できるようになる。
○自由が丘の駅前広場整備については今までも幾つもの案が出ている。今までの議論の蓄積を基に夢を描かないと駄目だと思う。駅前広場は自由が丘の顔である。従来型の交通広場にはして欲しくない。
以  上

第22回自由が丘のまち運営会議議事録

日    時  :   平成19年(2007年)  7月24日(火)
18:30~20:50
場    所  :    緑が丘文化会館 本館 第3研修室
目黒区緑が丘2-14-23
出 席 者  :   別紙の通り

議   題   :  
報告事項 1  19年度ストリート案内設置についての中間報告
  
       2  ジェイガイドオープンに関する報告

       3  子育て支援セミナーの実施について

   協議事項 1  歩行者天国協議会設立について

          2  都市計画道路整備と駅前広場のありかたについて
          
   情報提供 1  良好な住環境の保全・形成に関する条例制定・改正の基本的考え方
(素案)について

 

(株)ジェイ・スピリット渡辺代表取締役より挨拶。
【報告事項】
◆議題1・・・19年度ストリート案内板設置についての中間報告
※奥角取締役より説明
・18年度は11基ストリート案内板を設置したところである。現在、会議を開催し19年度の設置箇所、本数等を取りまとめているが、10基程度になる見通しである。

◆議題2・・・ジェイガイドオープンに関する報告
※奥角取締役より説明
・タッチパネル式の案内板を南口に設置し、7月6日にオープニングセレモニーを実施した。現在は南口のみの設置で南口商店街の店舗案内等をおこなっているが、今年度以降は正面口を含め数箇所に同様のものを設置していきたい。

◆議題3・・・子育て支援セミナーの実施について
※議長より説明
・配布資料の通り、平成19年7月8日(日)にゆらりん自由が丘保育園で子育て支援セミナーが実施された。

【協議事項】
◆議題1・・・歩行者天国協議会設立について
 ※平井取締役より説明
    ・平成19年7月18日(水)に第一回協議会を実施した。会議では、浅野先生に座長となってもらい、会則等を決定した。歩行者天国の拡大には様々な課題があるが、この協議会でそれらの課題を解決し土、日、祝日の12-18時へと拡大したい。
※議長より追加説明
   ・協議会のメンバーは地元商店街、行政機関、鉄道・バス事業者、学識経験者等の36名で構成されている。早ければ20年3月までに歩行者天国拡大実施の方向性を出したい。
   ・国土交通省から平成17年3月に示された「道を活用した地域活動の円滑化のためのガイドライン」について説明。
<質疑内容>
 (委員)
・歩行者天国の成功したかどうかの具体的な評価指標はあるのか。
  →(議長)例えば、まちでの滞在時間が増える等のプラス評価や、車での来客数減少、駅の乗換利便性の減少、外周道路の渋滞等のマイナス評価など、様々なものがある。
(委員)
 ・ドイツのある都市では、道路は基本的に歩行者優先にしておき、そのエリアを走ることができる車には一定の基準を設けて歩車共存を図っている。歩行者天国中に車がまったく入れない状況にするより、そのような柔軟な方策を考えたほうがいいと感じる。
 →(議長)ドイツでは、歩行者が歩くことを優先に道路整備をすることで快適な歩行環境が保全されている。また、歩行者天国中に通行する自転車をどのように考えるのか、という課題もある。
(委員)
 ・賑わいを人数で考えるなら、どのくらいの人数なのか。あまりにも混雑している街は歩いていて疲れる。
 →(平井取締役)自由が丘にとって理想の客がある程度、集まればいいと感じる。
(委員)
 ・自分の店舗では現状、金曜、土曜と比較して日曜日の売上げが少ない。買い物をせず、散歩にきているのではないかと感じる。商人としては、購買力のある人に来てもらわないと、現在の歩行者天国拡大では売上げに繋がらないと考える。
(委員)
 ・祭り等を行うと、多くの子供が集まる。歩行者天国で子供が遊べるような環境をつくってほしい。
 ・自由が丘近隣から、車椅子の住民等が散歩に来たくなるようにボランティアを配置する等の近隣住民がより街に出てこられる施策があればいいと感じる。
(委員)
 ・身内にも身体障害者がいるが、ボランティアのおかげで"ぶらぶら歩き"ができて感謝している。
(委員)
 ・来街者が多いより、住民と商店の人が身近であるということが、まちの魅力となる。
 →(平井取締役)アンケートでは来街者の中で30分圏内の方が60%を占めている。
(委員)
・銀座の歩行者天国は長く続いているが規制が厳しく、自由が丘のものとあり方が違うように感じる。
(議長)
 ・1970年代に歩行者天国は全国に広がった。それが、最近は縮小傾向にある。
(委員)
 ・歩行者天国時は、歩くと楽しいが喫茶店も混雑しており、休憩できる場所がない。

◆議題2・・・都市計画道路整備と駅前広場のありかたについて
 ※平井取締役より説明
   ・平成19年8月1日(水)の18:30~都市計画道路勉強会を開催する。多くの方に参加していただき意
見をいただければと考える。
※卯月議長より説明
・第一回目は、浅野先生と鶴岡市の職員に講演していただく。
・現状のまま整備しないのがいい、15mの予定通り整備するのがいい等の両極の意見だけでなく、様々な角度から客観的に検証したい。
<質疑内容>
(委員)
・勉強会は今後、定期的に進めていくのか。
→(議長)月に1回、計4~5回を想定している。皆が共通認識をもつための勉強会であり、その後検討会へと移行できればと考える。
(委員)
 ・川越が蔵の保存ということで都市計画道路の変更を行ったということだが、自由が丘で川越の蔵にあたるような誇るべきもの、残すべきものが何なのか考える機会があればと感じる。

【情報提供】
◆議題1・・・良好な住環境の保全・形成に関する条例制定・改正の基本的考え方(素案)について
 ※目黒区自由が丘地区整備課堀越係長より説明
   ・良好な住環境に向けた新たな条例および条例改正の基本的な考え方(素案)について情報提供があった。7月25日号目黒区報で住民意見を募集する。
  ・3月15日に公布された目黒区地域街づくり条例が10月1日に施行される。
 <質疑内容>
(委員)
・都市計画の変更とは、目黒区だけで変更できるものなのか。
→(目黒区)東京都、目黒区の審議会等への付議などの手続きがあるので区だけで決められるものではない。
(委員)
 ・駐輪場の付置義務について、既存施設に対しての改正はないのか。
 →(目黒区)既存施設には努力義務とする予定。
(委員)
 ・みどりの条例の改正で「既存樹木の等の保全について区との協議に関する規定を設ける。」とあるが、これは中、小規模住宅にも適用されるのか。
 →(目黒区)既存樹木のより一層の保全を図るため、保存樹木の指定基準を見直すとのことです。また、一定規模以上の保存樹木以外の樹木についても保全するための協議の制度をつくるとのことです。
 (議長)
 ・新たな条例および条例改正は今後の自由が丘に影響を及ぼすことになるであろう。

第21回自由が丘のまち運営会議議事録

日    時  :   平成19年(2007年)  5月22日(火)
18:30~20:30
場    所  :    緑が丘文化会館 本館 第3研修室
目黒区緑が丘2-14-23
出 席 者  :   別紙の通り

議   題   :  
報告事項 1  平成19年度自由が丘地区都市再生整備計画の内容とスケジュールについて

       2  平成19年度自由が丘地区街並み形成指針策定について

          3  歩行者天国拡大について

   協議事項  都市計画道路と駅前整備についての協議会について

 
(株)ジェイ・スピリット渡辺代表取締役より挨拶。
◆議題1・・・自由が丘地区都市再生整備計画の内容とスケジュールについて
※目黒区 堀越自由が丘地区整備係長より資料に基づき報告

<質疑内容>
○駐輪場整備について
・駐輪場整備は18年度で完了なのか。
→駅前広場地下等への設置も検討していく。計画では21年度に実施予定。
・具体的な計画は駅前広場のみか。
→駅前広場のみ想定はしている。
○交通量調査について
・駅前広場整備計画検討調査の一環で駅前広場の人・車の流れを調査するとの説明があったが、19年度実施予定の交通量調査と同時期に行うのか。
→双方の実施時期は異なるだろう。歩行環境ゾーンの交通システム策定支援では自由が丘地区76haの外縁部を含め、今秋、交通量調査を行う予定。駅広の交通量調査は、駅前広場整備計画検討のために、広場を出入りする人、車の量を調査する。一般的な平日、休日のデータを収集するため、夏休み前に行いたい。
○女神ストリート整備について
・自由が丘デパート内を含めた交通量調査を今年度行うと聞いていたが、資料中女神ストリートの整備にはそのような記載がない。
→歩行環境ゾーンの交通システム策定支援で行う交通量調査に組み込まれている。
→(議長)交通量調査はジェイ・スピリットと調整して行ってほしい。
○駅前広場整備と補助127号線整備について
・目黒区は駅前広場の整備と127号線の整備とを切り離し、個別の事業として説明しているが、同時に検討すべき問題だと思う。
→127号線の整備を前提として考えるのも一つの方法だが、現状で2000㎡を超す面積の駅前広場をどのように整備するのかが駅前広場整備検討調査の目的である。
・127号線整備に関連して、西地区の整備について地元で話し合いをしてきた経緯を踏まえて今後に活かしてほしい。
→1~3月にかけて、目黒区は地元で127号線整備事業の説明会を行った。今後は、区が地元での話し合いの場を設け、まちづくりの機運を高めていきたい。
→(議長)これまでの内容を前提として、さらに今後の可能性について話し合う方向なのではないか。

◆議題2・・・平成19年度自由が丘地区街並み形成指針策定について
※都市再生機構 椿氏(検討会事務局)より資料に基づき報告

<質疑内容>
・今年度検討する具体的なゾーンの設定範囲は決まっているのか。(議長)
→これから決める。
・前回説明のあった目黒区で進めている景観に関する取組みで進展はあったか。
→前回の説明から変わっていない。

◆議題3・・・歩行者天国拡大について
※自由が丘商店街振興組合平井理事長より報告
・自由が丘商店街振興組合は35年間、日曜日と祝日の午後3~6時に歩行者天国を実施。300m四方のエリアは変えず、土曜日・日曜日・祝日の正午~午後6時に拡大するため運動中。
・協議会の6月設立を目指し、目黒区、碑文谷警察署、消防署等との調整を行っている。
    ・「グラウンドワークやまのて」の提言を踏まえて皆さんと検討したい。

<質疑内容>
・(議長)拡大が実現する見込みはいつ頃か。
→駐輪場や体の不自由な方への配慮の問題があり、月1回会議を行い、年度内に実現可能かどうか。
・(渡邊社長)商店街の通行量調査を実施し、現状の改善を図ってはどうか。
→通行量調査には大きな労力、経費を必要とすることもあり10年以上行っていない。歩行者天国拡大は早期に実現させたいので、都市再生整備計画で行う交通量調査に含めていただけないか、目黒区へもお願いする。
・現行の歩行者天国を幅広くPRし、東横線沿線の利用客が知ればもっと変化が起こるのでは。自由が丘駅南側の城南予備校前の道路は、たとえ横断しようとする歩行者がいても止まらない。危険なので合わせて改善してほしい。
→(岡田取締役)指摘のあった道路の近くにスイーツ・フォレストを設置した経緯から説明したい。大店立地法に基づく手続きの中で、交通問題の協議を行い、横断歩道設置についても検討した。当時、警察は道路の両側に側道が存在し、付近一帯が交差点であり、加えて奥沢側の横断歩道との距離が至近であるため横断歩道は設置できないとの見解を示した。しかし、現在、まちの皆さんが危険と感じるのであれば、見直すことも必要ではないかと思う。

◆議題4・・・都市計画道路と駅前整備についての協議会について
※平井取締役、議長より説明
・前回の自由が丘のまち運営会議において、協議会設置は了承されたと考えている。
・当初、6月以降1年間検討する予定だったが、基礎的な知識を共有し、協議会の必要性を認識してもらい、10月頃協議会のメンバーを公募した方がうまくいくと思う。
・メンバー公募開始までに、他自治体の事例研究や関連行政機関職員等を招いての勉強会を行いたい。

<質疑内容>
 ・自由が丘の住宅街の人々には127号線の正確な位置すら理解されていないようだ。住民にとっては、駅からの導線にもかかわるはずなので、ぜひ話し合いに参加してほしい。
・住区住民会議の活動に参加してくれる人々には情報提供できるが、接点を持たない人には情報が出しにくい。今後、幅広い住民の参加を求めていく。
・協議会の対象エリアは。
→自由が丘地区の76haになると思う。
・協議会で特に話し合うべきポイントは何か。
→(議長)私見を述べる。都市計画道路は60~70年以上前に計画されたものがもとであり、人口が減少する中、全国で問題になっている。国土交通省も見直しの必要性を認め、道路の要・不要・要検討の3区分に分けようとしている。計画道路が不要と決定されるには、膨大な時間と正当な理由を要する。自由が丘でも、76haのみならず、広域を含めて考えるべき問題である。
大阪や岐阜では見直し方針を打ち出している。歴史的景観保全が課題である地域では特に見直しが進む傾向にある。片側のみの道路拡幅を行い、センターをずらして歩道を整備するという現実的な対応策をとった三鷹市の事例もある。
6~9月に各地の事例を参考にしながら勉強会を行い、10月に協議会を設立することにしたい。主催はジェイ・スピリットとなる。
 
◆その他・・・補助46号線整備事業について
※議題4の質疑に関連して質問あり。目黒区街づくり推進部 幡野自由が丘地区整備課長より説明
・第三次事業計画(平成16~27年に優先的に整備)に定められた路線は、中央町の26号線と46号
線のうち武蔵小山駅付近の26号線と西小山駅付近の30号とではさまれた目黒本町五丁目を中心と
する区間。
・46号線の計画線上で自由が丘のまちを通る区間は、第三次事業計画には載っていない。

<質疑内容>
・整備にはどれくらいの時間がかかるか。
→現状では分からない。
・46号線をかさ上げする計画はあるのか。
→(渡邊社長)今のところ、立体交差事業でかさ上げするとか、東急の事業として東横線を地下化するとかは決まっていない。
(議長)
・127号線整備に関連して受けた質問や意見は、勉強会でも取り上げたい。

第20回自由が丘のまち運営会議議事録

日    時  :   平成19年(2007年)  3月27日(火)
18:30~20:50
場    所  :    緑が丘文化会館 本館 第3研修室
目黒区緑が丘2-14-23
出 席 者  :   別紙の通り

議   題   :  
報告事項 1  パスネットを利用したカード事業経過報告

       2  ホイップるん事業部の経過並びに今後の展開

          3  子育て支援セミナーの今後の予定

          4  東京都の商店街パワーアップ基金事業による自由が丘ジェイ・ガイド
   第二期構築事業について
          
5  「ストリート案内板」設置の報告

             6  街並み形成指針の中間報告

   協議事項  都市計画道路、駅前広場のあり方を中心にした将来の交通計画について
           その他

 

(株)ジェイ・スピリット渡辺代表取締役より挨拶。
◆議題1・・・パスネットを利用したカード事業経過報告
※岡田取締役より説明
・目黒区商店街連合会が新販促として全区的な運営を基本とするポイント事業を行う。事業では3月18日に利用が開始されたPASMOカードを利用することにより、ポイントカード発行費用が不要になり、ポイント会員募集の手間・費用を省ける等のメリットもある。

◆議題2・・・ホイップるん事業部の経過並びに今後の展開
※小松委員より説明
・東急電鉄とタイアップしたホイップるんパスネットの売行きが好調であった。
・お菓子文化研究会として、エコバックを製作・販売している。今後も、カゴバックなど新商品の販売を展開していく予定(GWあたり)である。

◆議題3・・・子育て支援セミナーの今後の予定
※稲葉取締役より説明
・平成18年度10回開催し、のべ150名(毎回ほぼ満員)が参加した。
・平成19年度も継続してセミナーを開催してほしいとの要望があり、初回は4月8日(日)を予定している。参加費は無料である。

◆議題4・・・東京都の商店街パワーアップ基金事業による自由が丘ジェイ・ガイド第二期構築事業について
※小原氏より説明
・平成18年度、マリクレール通りガード下に南口エリア店舗等施設の案内マップを表示したJ-GUIDEシステムを設置した。
・平成19年度は新たに、機能を向上させ且つ、利用しやすいシステムを18年度画面の隣にある画面で稼動を開始する予定である。
・今後、南口商店街だけではなく自由が丘全体でJ-GUIDEシステムのネットワークを広げていきたい。
<質疑内容>
 (委員)
・ 画面上で鮮明な航空写真を見ることができるが、個人の宅地などを見ることができる。悪いことに利用されないか心配である。
  →今後の検討にしたい。


◆議題5・・・「ストリート案内板」設置の報告
※奥角取締役より説明
・平成18年度、商店街、ストリート案内板を11基設置した。
・平成19年度も10基程度、設置したいと考えている。

◆議題6・・・街並み形成指針の中間報告
※倉田委員(検討会座長)より1年間の活動経過について報告
※都市再生機構 椿氏(検討会事務局)より中間のまとめについて説明
<質疑内容>
 (議長)
・ 地元で街並みについて検討することはいいことである。この形成指針が目黒区の景観法に基づく景観計画や高さの制限などに結びつくのか。
  →(目黒区)景観法に基づく景観計画の策定、景観行政団体の認定については現在、区の内部で検討している。絶対高さの制限については住宅地では指定している。商業地、準工業地での制限導入は今後、検討していく課題である。
(議長)
 ・ 指針策定後に例えば建替えの際、目黒区が建築に対する法的な役割を担うのとは別に、ジェイスピリットは運用に際して、どのような役割をするのか。
  →(委員)都市計画の法的なものではなく、幅広いルールを策定し、運用でジェイスピリットが活躍できるような仕組みができればと考えている。
 (委員)
  ・ 景観の一部である電線類の地中化について中間のまとめでは触れられていない。道路整備等を行う際に電線類の地中化もセットで考えないと、地中化するときに再度、舗装をし直すと余計な費用がかかるのではないか。
  →(事務局)検討会で、地中化が望ましいという意見がでていたが、この検討会で地中化を誘導していくのは難しいということで項目には入っていない。しかし、地中化については道路整備の際に行政が行っているが、今後も検討会の中で議論していきたい。
  →(委員)景観法を活用すると電線類の地中化補助がでる可能性もある。
 (取締役)
・ 検討会で違法駐輪についても意見がでていたので、今後のひとつの項目として考えたい。

協議事項
◆議題・・・都市計画道路、駅前広場のあり方を中心にした将来の交通計画について
 ※平井取締役より検討会議の提案に至った経緯を説明
 ※卯月議長より検討会議の運営に関する具体的内容について説明
<質疑内容>
 (傍聴者)
・ 補助46号線ができていない現在の状況で補助127号線を整備するのは難しいのではないか。
 (委員)
・ 検討会議でさまざまな方から幅広い意見を聞くことはいいことだと考えるので検討会議設置に賛成したい。
 (委員)
  ・ 現在の運営委員と公募委員の30名を合わせた人数で検討するとあるが、各々が理想をもっているのでまとまらないのではないか。運営会議の下部組織として人数を減らした会議にしなければ、進まないと考える。
 →(議長)運営会議と公募委員という組織で行うことによって、皆の共通認識が図れると考える。会を重ねることにより、皆が歩み寄ることができると考える。
 (取締役)
  ・ 検討会議の中で、補助127号線と駅広をどうしたら良いかを中心に検討し総意を形成することはいいことだと思う。しかし、公共的な部分と私的な根拠については切り離して考えるべきではないか。
 →(議長)計画線上に権利を持っている人は、建築の制限を受けてきた。その不利益を被っていることも理解して検討会議では議論していきたい。
 (委員)
  ・ 127号線の計画にとらわれず検討したいが、計画ありきで議論するのか。
 →(議長)公式に都市計画決定されているのは事実である。事業決定にむけて現在、目黒区が動きはじめている。その事実を認めながら皆さんのアイデアで様々な可能性を議論したい。
  ・ 計画線上に借りている立場であるが、まちとしてどうあってほしいのか知りたいのでその点について議論してほしい。
 ・ 区の説明会では駅広の整備を早く進めたいとあり、19年度に整備計画検討調査、21年度に駅広の整備とあるが、この検討会議と区の事業計画との整合は図れているのか。
→(議長)駅広の整備計画と127号線は密接に関係すると考えている。
→(目黒区)今回の検討会議と目黒区が予定している駅広の整備計画策定とは別に考えている。21年度はバリアフリー、駐輪場設置を主目的とした暫定整備と考えている。
→(議長)目黒区の回答とニュアンスが異なるが今後、調整していく。
 (委員)
  ・ 下北沢は自由が丘とよく似た都市計画道路問題を抱えていた地区で20年程前にかかわった経験がある。下北沢では最後まで共通の課題について議論できる場所がなかった。合意形成を図るまでに様々な可能性があったが、1つの計画議論に終始した。自由が丘であれば、様々な可能性をわかり易く議論できるのではないかと考える。
  (委員)
 ・ 模型等を利用して、議論することには賛成である。公募委員の周知方法はどのようにするのか。
 →(議長)ジェイ・スピリットの役員と協議する。

第19回自由が丘のまち運営会議議事録

日    時  :   平成19年(2007年)  2月27日(火)
18:30~20:40
場    所  :    緑が丘文化会館 本館 第3研修室
目黒区緑が丘2-14-23
出 席 者  :   別紙の通り

議   題   :  自由が丘のまちづくりにおける都市計画道路補助127号線の整備について

 


(株)ジェイ・スピリット渡辺代表取締役より挨拶。
◆議題・・・自由が丘のまちづくりにおける補助127号線整備に関する説明
※目黒区街づくり推進部自由が丘地区整備課、街路整備課から19年1月31日(水)、2月6日(火) に行われた議題に関する説明会の内容を再度、説明。

 <質疑内容>
 (委員)
・ 127号線整備はまちづくりのための整備なのか、道路整備のための整備なのか。
  →どちらも大切であり、どちらが先、後ではない。
・ 計画幅員15m道路でなくてはならない理由は何なのか。
 →防災対策として整備するためには最低でも、15mが必要である。また、車と人が混雑、錯綜しているのを放置できない。そのため、歩車分離して歩行者に安心して歩ける空間の整備が必要である。自由が丘のように、街が発展していけば道路は、必要となる。
(委員)
・ 阪神大震災の際に電柱が倒れ道路をふさいだ。現況の道路で先行して電線類を地中化できないか。
 →既に埋設物が多く、スペースがない。また、127号線整備のときに再度工事をしなければならないこと
になる。
(委員)
・ 説明会ではほとんどの参加者が計画に対して反対している。2日間の説明会を踏まえて目黒区としての考え方はどうなったか。
 →2日間の説明会で延べ22名の発言があり、2/3の方が反対を明言されている。区が目的としていた127号線についての存在、必要性についての説明ができたことは成果があったと考えている。
・ 60年前の計画を無理やりに推し進めようとしている気がする。目黒通りから自由通りに入る道路の狭い部分や踏切渋滞を解消するような案を先に考えるべきではないか。
  →例えば、環状8号線でさえ完成まで60年かかった。踏切の解消については東京都が主体で、目黒区、世田谷区、東急電鉄の4者協議を行っているが、自由が丘における踏切の交通渋滞は都内で立体化を要望している他地区よりひどくなく、事業の費用対効果は低い。まちづくり、都市計画道路の整備ともに必要と考えており、順番はどちらが先ではない。
 (委員)
・ これまで地元で協議が進まないのはなぜか。
  →これまで、共同化を目的として支援を行ってきた地区もある。駅前の西地区で検討組織の支援を行ってきたが合意できなかったという経緯がある。
(委員)
・ 準備会はなんとなく終わってしまった。「共同化の合意ができなかった」という言い方は違うと認識している。権利者の根底には127号線の必要性に疑問をもっていたためだと考える。
・ 2回の説明会と今回の説明が同じであることに失望している。
・  2月23日の朝日新聞(環境省の記事-温暖化対策)、めぐろ区報等の記事に関連して、車社会は便利であるが、今後の地球環境を考えると便利をひとつでも我慢する方向性を示す必要もあると考える。
(委員)
・ 何を捨てるか考えるべきだ。いろんな意見、要望等を聞いて集約すると一般的なものになってしまうと考える。個性がある街づくりが必要である。
 (地域の方)
・ 冒頭にもあったように127号線は道路整備のための事業であって、まちづくりのための事業ではないというように感じる。
  →127号線整備と駅前広場の整備は一体であると考える。19年度は駅前広場の整備計画検討を行う
   予定であり、地元の方にも検討に入ってもらうことを考えている。
・  説明資料(写真)の中で使われている人のいないような道路は自由が丘にふさわしくない。
・ 共同化について、区がどのような補助をするのか明確にして提案を出してほしい。
   →共同化についても様々な手法があり、一律でどれくらいの補助がでるなどの説明はできない。
   話が具体化すれば、説明させていただく。
(地域の方)
・ 地元が望んでいないことを上から押し付けるのではなく、地元で要望をまとめ、要望を行政が尊重する
ことが現在のやり方ではないのかと感じる。
  →区として道路の整備は必要だと考えている。道路整備に際しては、共同化という手法を提案しているが、関係者の合意を得て進めていく。
(地域の方)
・ 区の道路が必要であるという論点は理解できる。その区の論点を今までのように推し進めるのではなく、地元から要望がある電線を地中化することで安全、安心のまちづくりを行いたいなどの論点も聞いて、区と地元の両方の論点を歩み寄れるように取り組んでもらえないか。
 →都市計画決定を棚上げして議論しても、今後も残る問題である。防災上の問題や交通弱者の駅前広場へのアクセスなど課題は残る。計画決定という事実を前提に、どのような手法で整備するかを議論していきたい。
・ 計画道路がありきだから、住民と議論があわない。国とかに要望できないのか。
 →自由が丘は発展しており、物流などは車に頼っている面もある。このような現状では、難しい。
(地域の方)
・ 15m道路をそのまま認めろというのは難しいと考える。15m道路を前提に話を進めようとするとまた100年経っても整備できないのではないか。過去60年間、整備できなかったのだから急がば回れで、15m道路ありきではなく、7~8割の人が理解する方法で進めれば、コンセンサスがとれ、この問題は解決すると考える。
  →事実として15mの都市計画決定はある。区としてはそれを置いて議論は進められない。
(議長)
・ 自由が丘は今のままでいいのか、特に道路について考える必要がある。15mについても将来のことを考えて、様々な可能性を議論したい。
・ ジェイスピリットとして決定したことではないが、127号線整備及び駅前広場整備についての検討会をつくり1年くらいでまとめたい。駅広の整備と127号線整備は切っても切り離せない問題である。
・ 発言できなかった人は、意見をペーパーで出してほしい。3月27日のまち運営会議で報告したい。

第18回自由が丘のまち運営会議議事録

日    時  :   平成18年(2006年) 11月28日(火)
18:35~20:25
場    所  :    緑が丘文化会館 本館 第3研修室
目黒区緑が丘2-14-23
出 席 者  :   別紙の通り

議  題 : 1  自由が丘駅77周年記念事業の進捗状況について
       未来の駅コンテスト・シンポジウム・記念式典の報告

2  駅前有料駐輪場開設について

3  19年度都市再生整備計画事業について(目黒区自由が丘地区整備課)

4  子育て支援セミナー
       [ゆっくり子育て]のすすめ(福祉事業部)

5  その他

 


(株)ジェイ・スピリット渡辺代表取締役より挨拶。(議長が欠席のため、社長が議長として進行)

◆議題1・・・自由が丘駅77周年記念事業の進捗状況について
※UG都市建築 後藤氏より『みらいの自由が丘』駅とまちのワークショップコンペの最終結果報告
 大学生公開プレゼンテーション・審査会での各チームの作品紹介
 <議事内容>
  ・  当初は作品が集まるか心配したが、小学校の協力などで190点の作品が集まった。小学生とチームを組んだ大学生も自由が丘に興味が沸き、勉強になったと言っている。(UG後藤)
・ 各作品は夢のような話だが、まちづくりに活用できる要素はあるはずである。"緑と花"をイメージした作品が多かったように感じる。また、これまでまちと電鉄の繋がりが薄かった。この77周年記念事業で連携したことは意味があり、今後のまちづくりに繋げていきたい。(渡辺社長)
・ シンポジウム、プレゼンともに子供の自由な発想を聞いて活かせるものがあればと感じた。実際に具体化するにはマイナス要素が多く難しいが、大人の知恵で実現できれば。(一言委員)
・ 予想以上の作品になった。この思いを街のどこかに実現できれば。(東急電鉄㈱菅野委員)
・ 過去にハワイの観光キャンペーンで子供の発想を取り入れて成功した例もある。(岩橋委員)

◆議題2・・・駅前有料駐輪場開設について
※目黒区 佐藤道路管理課長、前田自転車対策係長より概要と応募状況説明
 <議事内容>
 ○利用方法について
  ・ 一時利用をせず、定期利用だけにしているのはなぜか。(委員)
  →機械式駐輪場は自転車の規格指定を行っている、登録制とし月極めの指定カードを機械に挿入する必要がある等、定期利用に適しているので当面は一時利用については受付けていない。よって、一時利用したい方には隣接する世田谷区立駐輪場で1日利用スペースを設けているので紹介するようにしている。
  ・ 後ろカゴ付の自転車が入るようにはできないのか。(委員)
  →現在は1基144台収容できる仕様だが、1基あたり収容できる台数を減らせば後カゴ付自転車についても入れられる。目黒区としては収容台数の多い仕様を選択し、後ろカゴが付いている等の規格に合わない自転車については隣接する世田谷区立駐輪場を紹介している。
 ・  料金設定について世田谷区立より高いのはなぜか(委員)
  →世田谷区立は区内一律2000円で統一しているようだ。目黒区の機械式駐輪場については、防犯上安全である、雨に濡れない、駐輪場への出し入れがスムーズにできる等を総合的に考えて2600円という価格設定にしている。
 ○撤去活動について
  ・ 撤去を集中的に4日間行うとのことだが、4日間では足りないのでは。(委員)
  →自由が丘駅で4日間連続撤去することでその期間は他地区の撤去を中止し、集積場も自由が丘のために場所を確保する。集積所の収容台数等を考えると現在は4日間連続撤去が限界である。また、12月~1月の2ヶ月間は放置防止指導員3名を自由が丘駅に配置する予定である。
 ○応募状況について
 ・ 現時点で世田谷区の住民の方が多いようだが、分析はできているのか。
  →目黒区立、世田谷区立ともに区民要件は付していない。南口という位置から奥沢方面の世田谷区民からの応募が多くなっている。

◆議題3・・・19年度都市再生整備計画事業について
※目黒区 齊藤自由が丘地区整備係長より18年度計画事業の経過、19年度の予定事業の概要について報告
 <議事内容>
  ・ 女神STの整備が22年度予定になっているが早められないか。(池田委員)
 →車道を狭めて歩道を新設することから19年度の交通量調査資料を基に交通管理者協議を行う必要がある。協議期間の結果等により、事業実施時期を早めることも可能である。
※都市再生機構 椿氏より「第2回、第3回街並み形成指針策定全体会」の経過について報告
 <議事内容>
  ・ この指針で決定したことが今後の街並みの法的な規制、誘導に結びつくものであれば全体会、分科会のメンバー構成に客観的に自由が丘を分析できる専門家等を入れるべきではないか。(岩橋委員)
 →この指針は地元が主体で策定するものに対して目黒区が支援している形式をとっている。この2年間で検討することは地元住民が作成する指針であり、それをエリア毎により踏み込んで法的な規制、誘導に結びつけるかどうかはその後の話になる。

◆議題4・・・子育て支援セミナー [ゆっくり子育て]のすすめ
 ※渡辺社長より12月10日第9回セミナーの案内

◆議題5・・・その他
 ※奥角氏(自由が丘お菓子文化研究会副会長)より「ホイップるん」をモチーフにイメージしたケーキ等の販 売についての結果報告
<議事内容>
・ 自由が丘の8店舗で企画、販売したが売行きも好調だったようで、ホイップるん商品が他商品の売上に貢献するなど、店側から今後のイベントに参加したいとの意向があり好評だった。(奥角副会長)
・ スウィーツフォレストができてから、自由が丘はスウィーツのまちとして定着してきたように感じる。今後も活動を継続してほしい。(渡辺社長)
※高橋取締役より次回1月のまち運営会議は1月30日(火)、場所はゲストハウスで行うとの連絡。

第17回自由が丘のまち運営会議議事録

日    時  :   平成18年(2006年) 9月26日(火)
18:35~20:50
場    所  :    緑が丘文化会館 本館 第3研修室
目黒区緑が丘2-14-23
出 席 者  :   別紙の通り

議  題 : 1  自由が丘駅77周年記念事業の進捗状況について

2  お菓子研究会「ホイップるん」発表会と今後の展開について

3  パスモカード誕生と商店街に於ける今後の展開について

4  目黒区よりの提出議案
(1)  自由が丘地区街並み形成指針策定の経過について
(2) 大井町線緑が丘駅改良計画に伴う駅周辺整備方針について
(3) さんま・たけのこスタンプラリーについて
(4) 中心市街地活性化法改正とジェイ・スピリットに対する対応について

5  その他
   ・都市計画道路127号線整備事業計画の検討会に関する情報提供

 

(株)ジェイ・スピリット渡辺代表取締役より挨拶

◆議題1・・・自由が丘駅77周年記念事業の進捗状況について
※奥角取締役より経過説明
※UG都市建築 後藤氏より7月に行った『みらいの自由が丘』駅とまちのワークショップコンペの経過説
明、10月に行うプレゼンテーション、審査会、表彰式、パネルディスカッションについて説明。

◆議題2・・・お菓子研究会「ホイップるん」発表会と今後の展開について
※お菓子文化研究会 小松氏より女神まつりと自由が丘駅77周年を記念するイベント企画について説明。

◆議題3・・・パスモカード誕生と商店街に於ける今後の展開について
 ※岡田取締役より経過説明。
 ※東京急行電鉄㈱情報・コミュニケーション事業部 宮本氏より資料『PASMOサービス概要』説明。

◆議題4・・・目黒区よりの提出議案
(1)  自由が丘地区街並み形成指針策定の経過について
※栗山取締役より経過説明
※都市再生機構 椿専門役より自由が丘地区街並み形成指針策定事業第1回全体会について報告。
 <議事内容>
・ ぜひ自由が丘らしい特徴のある指針を作ってほしい。自由が丘にもっと人が集まるようになればいい。
→自由が丘のまちには緑地はそれほど多くない。しかし、住宅地や商店の緑が、緑の多いまちと感じさせる。そうした皆さんの努力を自由が丘ならではの個性として取り上げたい。(都市機構)
・ 今後、会議を重ねていくうちに、"自由が丘らしさ"がみえてくるのでは。自由が丘の商業地は半径500m程度。全国から来る人も半日で見尽くしてしまうのでは。住宅地と商業地の住み分けも必要だが、商業地はもっと広がってよいと個人的には感じている。
→(自由が丘のまちは)コンパクトなところが良いという人もいる。高層ビルなども自由が丘らしさに反する
のではないか、との意見もある。(渡辺社長)
・ 自由が丘には若い男性が少ない。ゲームセンターくらいしか行くところがない。中学生から大学生くらいがもっと集う場所になるといい。
・ 自由が丘を散策し、まちの課題を探している。(指針策定全体会のメンバーとして)次回以降、意見を述べていく。
(2) 大井町線緑が丘駅改良計画に伴う駅周辺整備方針について
※目黒区都市計画課 小日向課長より「大井町線緑が丘駅改良計画に伴う駅周辺整備方針」について
説明。来年3月に国の補助事業として採択されるか否かが決まるとの情報提供。

(3) さんま・たけのこスタンプラリーについて
  ※目黒区観光・雇用課 小倉係長より目黒区観光まちづくり推進協議会、『めぐろ街あるきガイド』紹介。
  ※目黒区観光まちづくり推進協議会 一言氏より「さんま・たけのこスタンプラリー」について説明。

(4) 中心市街地活性化法改正とジェイ・スピリットに対する対応について
  ※目黒区自由が丘地区整備課 網倉課長より資料「中心市街地活性化法の改正について」説明。
<議事内容>
・ 新たに基本計画を策定する考えはあるのか。
・ →国の基本方針を見るとかなり厳しい内容である。例えば市街地の整備改善や都市福利施設の整備(教育・文化施設・病院等)、まちなか居住推進事業などが求められ、5年以内に行う計画とする必要がある。(目黒区)
・ 「中心市街地活性化協議会」とは何か。
→(資料がないので詳細は申し上げられないが)基本計画の作成や事業実施に当たって協議を行う機関であり、地元商工会やまちづくり会社が構成メンバーとなる。
・ 今後、自由が丘地区で予定されている事業に対する国の補助はどうなるのか。(渡辺代表取締役)
→まちづくり交付金を活用した都市再生整備計画事業には影響ない。(目黒区)
・ 区がTMOと認定した組織としての位置づけを今後はどう考えるか。(栗山取締役)
→㈱ジェイ・スピリットの公的な性格を認め、区は支援してきた。これまでの経緯を踏まえ、今後も引き続き支援していく方針。(目黒区)

(5) その他
※目黒区自由が丘地区整備課 網倉課長より都市計画道路127号線の整備事業計画推進に向け、駅前広場からすずかけストリートにかけては、早期に着手したい考えであること、年内にも地元と会合を開きたいとの情報提供。

第16回自由が丘のまち運営会議議事録

日      時  :   平成18年(2006年) 7月25日(火)
18:35~20:30
場      所  :    緑が丘文化会館 本館 第3研修室
目黒区緑が丘2-14-23
出  席  者  :   別紙の通り

1. 議  題 :

◆ 議案1 自由が丘のまち運営会議・運営委員の紹介
                             及び委嘱状の授与式

◆ 議案2 自由が丘地区街並み形成指針策定について

◆ 議案3 自由が丘駅77周年記念事業の経過報告

◆ 議案4 カード事業の経過報告

◆ 議案5 その他

 

(株)ジェイ・スピリット渡辺代表取締役より挨拶

◆議題1・・・自由が丘のまち運営会議・運営委員の紹介及び委嘱状の授与式
※渡辺代表取締役より、運営委員の紹介があり、代表者へ委嘱状が授与された。

◆議題2・・・自由が丘地区街並み形成指針策定について
※目黒区 齊藤係長より「自由が丘都市再生整備計画」について説明
※都市再生機構 椿専門役より「自由が丘地区街並み形成指針策定事業」について説明。
 <議事内容>
○まちづくり条例との関係
・区の「まちづくり条例」とこの事業との整合性は?協議会のエリアは住区単位と聞いているので、まち
運営会議がまちづくり条例でいう協議会となれると認識しているがどうか?(合田委員)
→この事業を計画した段階でまちづくり条例はなかった。地元主体の提案型ルール作りという点で根本
的に共通しているので、まちづくり条例に先行した事業といえる。協議会のエリアどりについて、条例
で設定していないが1つのエリアで複数の方向性をもつ協議会が立ち上がると対立関係になること
から1つのエリアでは1つの協議会が望ましいということである。住区というのは現在活動していてルール作り
をする際まとまりやすい組織というひとつの目安ではある。(目黒区)
・ルール作りは、自分達の意に反したものができてしまってからでは遅い。将来の自由が丘の目標設定
として必要なものである。(渡辺社長)

○「自由が丘らしさ」について
・「自由が丘らしさの継承」とあるが「自由が丘らしさ」について地元と区役所で認識が異ならないように
していただきたい。まちづくりに「機能・雰囲気・伝統」という要素があるならば、自由が丘は「雰囲気・伝統」を「機能」よりも強調したほうがいい。整備計画にあるカラー舗装化は「らしさ」につながる。(岩橋委員)
・「らしさ」の議論はかつても行ったが、皆が悩む。明らかに言えるのは「女性が集まるようなファッション
性の高い店が多い」、「散策すると楽しい」ということであろう。(渡辺社長)
・自由が丘は地方や大都市(新宿、渋谷等)と異なり住・商混合で発展してきたまちである。今後は、風
俗営業の拡大で安心して生活できなくなることを懸念している。拡大してからでは手遅れになるので、
ルール作りが大切。(和田委員)
・私見だが、道路拡幅等せず2層構造にし、1Fを道路、2Fを歩行者専用モールにすればいいと考える。
(青木委員)

○都市再生整備計画について
・以前、住区から追加事業の要望を提出したがどうなっているか。
  →要望内容を見ると、ルールづくりにより解決できるものが多かった。この事業をきっかけに要望さ
     れた課題の解決につながるルールができればと考える。(目黒区、都市機構)
 ・整備計画の記述で「みどりをテーマとした自由が丘のライフスタイルの発信・継承」とあるが、どのような
意味か。(門坂委員)
  →緑の保全、緑化の推進などを考えている。(目黒区、都市機構)

○その他
 ・最近、様々な地域で高さの制限が問題になっている。自由が丘でも今後、議論していただきたい。(議長)

◆議題3・・・自由が丘駅77周辺記念事業の経過報告
※奥角取締役より経過報告
  「未来の自由が丘」の応募が予想を遥かに超えて190点も集まった。7月23日の小学生と大学生によ
るワークショップで選ばれた6点について、10月24日にシンポジウムを行う。
 ・こどもの創造力に驚いた。大人では考えつかないユニークな発想は皆様にも見ていただきたい。(議長)

◆議題4・・・カード事業の経過報告
  ※岡田取締役より事業の経過報告
<議事内容>
・振興組合が開発したカード事業のしくみを利用する主体は、個店でなく振興組合などになるのか。(岩橋委員)
→個店でも可能だが、不測の事態などに対応できる事務局機能を備えた組織でないと厳しい。また、複数店舗をもつ本社機能を備えた企業等にも対応できる。(岡田取締役)
・他の地区でも同様のカード事業をしているのか。(議長)
  →京都他、数地区で実施している。ジェイ・スピリットはこの事業の利益で財政基盤を強化したい。

◆議題5・・・その他
  ※奥角氏よりサンセットアレイ勉強会が8月23日(水)PM6:30~自由が丘会館であるとのお知らせ

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