2007年3月アーカイブ

第20回自由が丘のまち運営会議議事録

日    時  :   平成19年(2007年)  3月27日(火)
18:30~20:50
場    所  :    緑が丘文化会館 本館 第3研修室
目黒区緑が丘2-14-23
出 席 者  :   別紙の通り

議   題   :  
報告事項 1  パスネットを利用したカード事業経過報告

       2  ホイップるん事業部の経過並びに今後の展開

          3  子育て支援セミナーの今後の予定

          4  東京都の商店街パワーアップ基金事業による自由が丘ジェイ・ガイド
   第二期構築事業について
          
5  「ストリート案内板」設置の報告

             6  街並み形成指針の中間報告

   協議事項  都市計画道路、駅前広場のあり方を中心にした将来の交通計画について
           その他

 

(株)ジェイ・スピリット渡辺代表取締役より挨拶。
◆議題1・・・パスネットを利用したカード事業経過報告
※岡田取締役より説明
・目黒区商店街連合会が新販促として全区的な運営を基本とするポイント事業を行う。事業では3月18日に利用が開始されたPASMOカードを利用することにより、ポイントカード発行費用が不要になり、ポイント会員募集の手間・費用を省ける等のメリットもある。

◆議題2・・・ホイップるん事業部の経過並びに今後の展開
※小松委員より説明
・東急電鉄とタイアップしたホイップるんパスネットの売行きが好調であった。
・お菓子文化研究会として、エコバックを製作・販売している。今後も、カゴバックなど新商品の販売を展開していく予定(GWあたり)である。

◆議題3・・・子育て支援セミナーの今後の予定
※稲葉取締役より説明
・平成18年度10回開催し、のべ150名(毎回ほぼ満員)が参加した。
・平成19年度も継続してセミナーを開催してほしいとの要望があり、初回は4月8日(日)を予定している。参加費は無料である。

◆議題4・・・東京都の商店街パワーアップ基金事業による自由が丘ジェイ・ガイド第二期構築事業について
※小原氏より説明
・平成18年度、マリクレール通りガード下に南口エリア店舗等施設の案内マップを表示したJ-GUIDEシステムを設置した。
・平成19年度は新たに、機能を向上させ且つ、利用しやすいシステムを18年度画面の隣にある画面で稼動を開始する予定である。
・今後、南口商店街だけではなく自由が丘全体でJ-GUIDEシステムのネットワークを広げていきたい。
<質疑内容>
 (委員)
・ 画面上で鮮明な航空写真を見ることができるが、個人の宅地などを見ることができる。悪いことに利用されないか心配である。
  →今後の検討にしたい。


◆議題5・・・「ストリート案内板」設置の報告
※奥角取締役より説明
・平成18年度、商店街、ストリート案内板を11基設置した。
・平成19年度も10基程度、設置したいと考えている。

◆議題6・・・街並み形成指針の中間報告
※倉田委員(検討会座長)より1年間の活動経過について報告
※都市再生機構 椿氏(検討会事務局)より中間のまとめについて説明
<質疑内容>
 (議長)
・ 地元で街並みについて検討することはいいことである。この形成指針が目黒区の景観法に基づく景観計画や高さの制限などに結びつくのか。
  →(目黒区)景観法に基づく景観計画の策定、景観行政団体の認定については現在、区の内部で検討している。絶対高さの制限については住宅地では指定している。商業地、準工業地での制限導入は今後、検討していく課題である。
(議長)
 ・ 指針策定後に例えば建替えの際、目黒区が建築に対する法的な役割を担うのとは別に、ジェイスピリットは運用に際して、どのような役割をするのか。
  →(委員)都市計画の法的なものではなく、幅広いルールを策定し、運用でジェイスピリットが活躍できるような仕組みができればと考えている。
 (委員)
  ・ 景観の一部である電線類の地中化について中間のまとめでは触れられていない。道路整備等を行う際に電線類の地中化もセットで考えないと、地中化するときに再度、舗装をし直すと余計な費用がかかるのではないか。
  →(事務局)検討会で、地中化が望ましいという意見がでていたが、この検討会で地中化を誘導していくのは難しいということで項目には入っていない。しかし、地中化については道路整備の際に行政が行っているが、今後も検討会の中で議論していきたい。
  →(委員)景観法を活用すると電線類の地中化補助がでる可能性もある。
 (取締役)
・ 検討会で違法駐輪についても意見がでていたので、今後のひとつの項目として考えたい。

協議事項
◆議題・・・都市計画道路、駅前広場のあり方を中心にした将来の交通計画について
 ※平井取締役より検討会議の提案に至った経緯を説明
 ※卯月議長より検討会議の運営に関する具体的内容について説明
<質疑内容>
 (傍聴者)
・ 補助46号線ができていない現在の状況で補助127号線を整備するのは難しいのではないか。
 (委員)
・ 検討会議でさまざまな方から幅広い意見を聞くことはいいことだと考えるので検討会議設置に賛成したい。
 (委員)
  ・ 現在の運営委員と公募委員の30名を合わせた人数で検討するとあるが、各々が理想をもっているのでまとまらないのではないか。運営会議の下部組織として人数を減らした会議にしなければ、進まないと考える。
 →(議長)運営会議と公募委員という組織で行うことによって、皆の共通認識が図れると考える。会を重ねることにより、皆が歩み寄ることができると考える。
 (取締役)
  ・ 検討会議の中で、補助127号線と駅広をどうしたら良いかを中心に検討し総意を形成することはいいことだと思う。しかし、公共的な部分と私的な根拠については切り離して考えるべきではないか。
 →(議長)計画線上に権利を持っている人は、建築の制限を受けてきた。その不利益を被っていることも理解して検討会議では議論していきたい。
 (委員)
  ・ 127号線の計画にとらわれず検討したいが、計画ありきで議論するのか。
 →(議長)公式に都市計画決定されているのは事実である。事業決定にむけて現在、目黒区が動きはじめている。その事実を認めながら皆さんのアイデアで様々な可能性を議論したい。
  ・ 計画線上に借りている立場であるが、まちとしてどうあってほしいのか知りたいのでその点について議論してほしい。
 ・ 区の説明会では駅広の整備を早く進めたいとあり、19年度に整備計画検討調査、21年度に駅広の整備とあるが、この検討会議と区の事業計画との整合は図れているのか。
→(議長)駅広の整備計画と127号線は密接に関係すると考えている。
→(目黒区)今回の検討会議と目黒区が予定している駅広の整備計画策定とは別に考えている。21年度はバリアフリー、駐輪場設置を主目的とした暫定整備と考えている。
→(議長)目黒区の回答とニュアンスが異なるが今後、調整していく。
 (委員)
  ・ 下北沢は自由が丘とよく似た都市計画道路問題を抱えていた地区で20年程前にかかわった経験がある。下北沢では最後まで共通の課題について議論できる場所がなかった。合意形成を図るまでに様々な可能性があったが、1つの計画議論に終始した。自由が丘であれば、様々な可能性をわかり易く議論できるのではないかと考える。
  (委員)
 ・ 模型等を利用して、議論することには賛成である。公募委員の周知方法はどのようにするのか。
 →(議長)ジェイ・スピリットの役員と協議する。

アーカイブ